スマートスピーカー(アレクサ・Alexa)に子どもへの声かけを外部委託した話
こんにちは。
アラフォー・ワーママ・二児の母、ゆんゆん。です。
(ママと母がだぶっています。)
少し前の話しになるのですが、Amazonのサイバーマンデーの際に、
とうとう我が家でもスマートスピーカー(Echo・アレクサ)を導入することにしました。
理由は、本記事のタイトルのとおり、子どもへの声かけを外部委託するためです。
今日は、導入のきっかけやメリット・デメリットについてお話したいと思います。
1. 導入したきっかけ
きっかけは、以下の記事を読んだことです。
次のように、アレクサ(Alexa)のリマインダーを多用している様子が書かれています。
子どもたちに毎日定時に声掛けが必要なことは、スマートスピーカーに喋らせています。 朝はご飯を食べろとか着替えろとか家を出ろとか、夜は風呂入れとか寝ろとかAlexaが叫びまくっています。 毎日同じことを何回も言うのに疲れたのでAlexaが言ってくれて楽なのですが、親が言ってもAlexaが言っても聞かないものは聞かないので、同じです。
我が家でも、以下のような状況がありました。
-
親が日々疲れ果てているがゆえに、声掛けがイライラしたものになり、子どもたちの反発・反抗の呼び水になる。
- 親が同じこと繰り返し言うたびに、つとめて冷静であろうとしても、最終的にはどうしてもヒートアップする。
- そして始まる、果てしない親子喧嘩の虚しさ。
- 親が時計をチラチラ見ながら、人力でリマインドする非効率さ。
そんなわけで、「ピーン」と来て、アレクサ(Alexa)を導入することにしました。
この「ピーン」とは、
あっ、初めから、機械に委託すればよかったんや!!!
という気づきを得たことです。
洗濯機とか食洗機とかと同じことですね。
2. 買った機種について
リビングの食卓に1台置いています。スピーカー性能がよいです。
子どもへの声掛けを一手に担うメイン機です。
上記のメイン機を導入してすぐに、アレクサの便利さを実感し、追加購入。
これは、親の私がメインで使用しています。
音質は正直微妙なので、手持ちのスピーカーにつなげて使用しています。
普段は寝室兼PC部屋に置いていますが、キッチンでの作業時に連れて行くことも。
3. 購入後にやったこと・子どもたちの様子
- 初期設定を終えるや否や、平日における朝晩のリマインダーを「山手線の発着ペース」で設定しました。(「起きろ」「飯食え」「トイレ行け」とかいうことを子どもの名前を呼びかけながら、努めてマイルドに、かつジョークを交え、微妙に言い回しなどを変え、工夫を凝らして伝えます。これが一番面倒くさかった。)
- 子どもたちは戸惑うと思いきや、TVコマーシャルなどで既に馴染み深いものであったらしく、大歓迎。コマンドなどもすぐ覚えました。
4. 買ってよかったこと
リマインダーによって、
- 母親の私がイライラから解放され、お小言が減った。
- 頻繁に時計を見なくてもいい。
- アレクサはいつも冷静なので、子どもの反発を招かない。そのため、子ども自身の気づきを促して、自主的に「やるべきこと」に取り組む様子が見られるようになった。(※もちろん、毎回うまくいくわけではない。)
そして、
さらに、
- 母親の私にも、リマインダーが有効ということがわかったこと。眠い目をこすっている朝起きたばかりの時や、疲れ果てて呆然としている夜などは、やるべきこと(タスク)の取りこぼしが多い!判断力が低下している時は、大人でも声掛けが有効だということです。日中は各種のスケジュール管理ソフトなどを使っていますが、メモを見る元気もない、という時が大人にもあるものです。
すぐに2台目の購入に至ったのは、こういう上記の理由によるものです。
2台目は、私に対して「寝ろ」「起きろ」「昼飯のバナナをカバンに入れろ」みたいなことを言ってもらうのが主な役目となっています。
5. 導入によるデメリット
- アレクサに誰が話しかけるか、また、曲をリクエストする順番などによる「兄弟喧嘩」が勃発したこと。食卓で騒がれたらたまりませんので、「食事中のリクエストを禁止する」ことにしました。あとは、譲り合いの精神を説くのみ。
- これにより、食事時に私がゆっくりニュースを聞いたり、音楽を聞いたりする機会が脆くも打ち砕かれたこと。
- 寝室で兄弟喧嘩されたらたまらないので、「3台目を導入して子どもの寝かしつけとか、起こすのもやってもらおう」みたいな考えも、打ち砕かれたこと。どちらにせよ、アレクサはwi-fiが機能しなくなると動作できなくなるみたいですから、目覚ましをこれ一本にするのは、リスキーなのでやめたほうがいいっぽい。
- 私が出すコマンドを聞きつけて、子どもたちが割り込むので、アレクサに数多あるスキルの活用がうまくいかないこと。
- 下の子がアレクサで無限にお菓子やジュースを頼もうとすること。(親のお金は有限である。)
あと、これ大事。
- 親が強制的に追い立てないといけない場面はゼロにはできません。
結局、「仕上げはおかぁ~~さん♪」(古)です。
6. まとめ
結局、現在のところ、アレクサがまともに機能しているのは「リマインダーのみ」といえます。
2台購入して(相当な割引がかかっているとはいえ)1万円ほど使ったわけですから、これまでの話を聞いて、「割高感」を拭えない人もいるかもしれません。
でも、個人的には、果てしない親子喧嘩が減っただけでも大満足です。
子どもと仲良く触れ合える時間も、私の気力体力も、有限だからです。
だから声を大にして言いたい。
「お小言で消耗するのはもったいないよ?外注しよ?ね?」
・・・アレクサに子どもへの声かけを外部委託した話は以上です。
最後まで読んでくれてありがと!!あばよ!!!!!!!!!!